ミャンマーの祝日/祭日/休日

インドシナ半島の西部に位置するミャンマーは、歴史的背景や信仰する宗教など、あらゆる面で日本との違いがあります。そのため、暦や祝日・祭日・休日なども日本とはまるで異なります。この記事で、ミャンマーの祝祭日を知り、ミャンマーの文化への理解を深めましょう。

 

ミャンマーの宗教に関わる祝祭日

ミャンマーの国民の約9割は仏教徒であるため、仏教に結びついた祝祭日が多くあります。これに大きく関わるのが「旧暦」と「ビルマ暦」。ミャンマーでも日本と同じ新暦(西暦)を使用しているのですが、旧暦やビルマ暦も国民の生活に深く根付いています。旧暦やビルマ暦に準じている祝祭日は、毎年日付が前後します。

仏教の祝日の中でも、最も大きいのが毎年4月に行われるティンジャン(水かけ祭り)です。新年の前のこの期間は、街中のいたるところで誰彼構わず水をかけ合います。この時期にミャンマーを訪れたい方は、多少の覚悟が必要かもしれませんね。

 

ミャンマーの国家の歴史に関わる祝祭日

ミャンマーの歴史も、祝祭日に大きく影響しています。ミャンマーという国家が生まれたのは、実は今からたった70年ほど前だということをご存知でしょうか。

19世紀、植民地支配を広げていたイギリスは、インドとともに当時のビルマ王朝にも手を伸ばします。第二次世界大戦では日本とイギリスの戦いに巻き込まれ、一時日本軍の支配下に置かれますが、1945年3月27日にアウンサン軍が反日蜂起し、終戦とともに再びイギリスの植民地になります。しかしその後も国内で独立の気運が高まり、1948年1月4日に悲願の独立を果たします。

このような国家の成り立ちに深く関わった出来事が起こった日を、記念日として祝祭日にしています。なお、国家の歴史に関わる祝祭日は新暦に基づきますので、毎年同じ日付です。

 

2018年版ミャンマーの祝日・祭日・休日一覧

2018年のミャンマーの祝日・祭日・休日は以下のとおりです。※印が付いている日は、旧暦やビルマ暦に準じているため、毎年日付が変わります。

<1月>

・4日 独立記念日(イギリスから独立した日)

<2月>

・12日 連邦記念日(各民族が団結し、連邦制を築くためのピンロン条約が締結された日)

<3月>

・2日 農民の日(農民に感謝する日)

・12日※(3月の満月の日) タバウン祭(ビルマ歴の年末。パゴダ建立の吉日とされる)

・27日 国軍記念日(アウンサン将軍が反日蜂起した日)

<4月>

・12〜16日※ ティンジャン(水かけ祭りとも言う。ビルマ暦の年の終わりを祝う)

・17日※ 新年(ビルマ暦の新年)

<5月>

・1日 メーデー(労働者の日)

・10日※(5月の満月の日) カソン祭(仏陀が悟りを開いたとされている日)

<7月>

・8日※(7月の満月の日) ワーゾォ祭(雨安居入り。雨季への備えとして僧侶に僧衣を寄進する)

・19日 殉難者の日(アウンサン将軍をはじめとする8名の軍人・政治家が暗殺された日)

<10月>

・5日※(10月の満月の日) タディンジュ祭(雨安居の最終日)

<11月>

・4日※(11月の満月の日) カティン祭(僧侶に日用品を贈る日)

・13日※ 国民の日

<12月>

・21日※ カレン族の新年

・25日 クリスマス

<その他>

イスラム祝日、ヒンドゥー祝日を祝う人もいます。これらの日付は直前に発表されます。

 

ミャンマーの祝祭日まとめ

ミャンマーの祝日・祭日・休日を知ると、国家の成り立ちや宗教文化について理解が深まりますよね。祝祭日にミャンマーを訪れると、閉店するデパートやショップが多いため少し不便を感じるかもしれませんが、新たな発見に満ちています。ぜひ、祝祭日を狙ってミャンマーを訪れてみてください。